シマシマヤトーキョー Shimashimaya-TOKYO

暮らしの道具の店

 

読み物「私と暮らしの道具」

暮らしの中でちょっとこだわっていること、誰にでもあると思うのです。
そこに道具はつきもの。それをぜひ、教えて欲しい。
毎月ひとりの方に、暮らしの道具について書いていただきます。
そこになにか、暮らしのヒントが隠れているかも。
お楽しみに!

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<番外編>店主の旅日記 福岡・大分2011

2011年7月4日〜7日まで、福岡(一部、大分)へ仕入れなどに行ってきました。
その時の様子を少しここに綴ります。
店主は福岡の出身(現在は実家はないのですが)なので、仕入れとはいえ少し、
「帰省」の気持ちも強かったのは確かなので、ちょっと「お仕事」という風には
感じられないかもしれませんが、そのあたりご了承くださいねー。

7月4日

この日は早起きをして午前10時には福岡空港に到着。
福岡出身で、「乙女湯のたしなみ」主宰のまさみさんと合流し、能古島へ。
福岡の都心から15分ほどの渡船場から船に揺られて5分、
自然豊かな能古島には実は初めて行きました。
ここには今、自分と同じくらいの年代の方が移住されていたりしていて。
船着き場の目の前には残念ながらこの日は雨で閉まっていたけど
次回は必ず行きたいnoconico cafeやこれからお店を開けたいという方とか、
ご当地サイダーのプロデュースをされている方など。
自分たちでフェスを開催したりとかもされていて、
島とはいえ都心へもすぐに行ける利便性もあって、
これからまた変わっていくんだろうな。

船着き場前の「のこの市」で食べた能古バーガー。
野菜は新鮮だし、パテはジューシィ。
noconico cafeのサマーオレンジのサイダー「NOCORITA」と一緒に。
それにしてもこの日、ものすごい雨と晴れ間を繰り返して、
まさみさんと「珍道中だね」と笑い合ったのでした。
まさみさんにいただいた新しい出会い、
「これから」に繋がればいいなと思っているのです。

7月5日
前日の大雨から一転、朝から気持ちのよい快晴、暑い一日。
車をひとり運転して、小石原と小鹿田へ。
まずは小石原へ行って、太田哲三さんのところへ立ち寄り。
(すみません、小石原の写真は撮れておらずです…)
開店のご挨拶をきちんとお会いしてしていなかった(…いけませんね)ので
お会いし、いただいたお祝いのお礼も言えてよかった。
ここでいろいろと仕入れもさせていただくのと、今後のお願いも。


その後、小鹿田へ移動。
まずは小袋窯で仕入れ。飯碗や湯のみなどこまごまとしたものを。
奥からも商品出して来ていただいたり。
車もそのまま停めさせていただき、
少し早いけど山を登っていく前に腹ごしらえ。
山乃そば茶屋でおそばとおにぎり。おそばはこのあたりで穫れるよう。
そばもおいしかったのだけど、
それよりおにぎり!お米が甘くておいしかったな。


腹ごしらえのあとは各窯元さん、がしがしと。
いつも少ない仕入れで申し訳ないながら、みなさん覚えていてくださったり。
緑と水と土に囲まれて、楽しかったです。

このあとはまた小石原へ戻って、今度は太田潤さんのところへ。
以前は秋月に工房があったところ、小石原に移転されて初めての訪問。
素敵な日本家屋!(写真がなく、本当にすみません…)
久しぶりの訪問だったので新しい作品などもあって、あれこれと迷いつつ。
お茶を出していただいたコップがとてもよかったので、店頭にも。
かわいらしいお子さんといっしょに、おいしいドライフルーツを摘む。
涼しげだけれど、存在感のあるガラス。

夕方、泊まっていた叔母の家に戻り一息ついたら、18時の音楽が鳴る。
炭坑節。

7月6日

私の出身地は、柄の悪さで有名な、炭坑の町だったところ。
それは、私がその町を出た理由のひとつだったと思います。
本当に、なんにもないところ。
石炭記念館も、行ったことがなかったのだけれど、
ユネスコの記憶遺産というのに、
記念館収蔵の山本作兵衛という炭坑夫だった画家の絵が
選ばれたというのをネットニュースで見たのです。

震災のあと、ふるさとのことをたくさん考えていました。
大嫌いだったけれど、でも本当には好きな場所。
だから必ず行こうと思いました。
祖父の料理屋も、もう閉山してしまってもその地元は
炭坑の町だったことで働いた何かがあったと思うのです。
行ってよかった。

同郷である井上陽水さんの歌碑のある公園や、
トイレに一億円をかけた(どうなってるんだ?)という道の駅、
母の姉に挨拶に行ったりした、いかにも「帰省」という一日。

7月7日
東京へ戻るまえに、もう一回福岡市内へ。
ラーメンはもう今や東京でも食べられるけど、うどんは食べられないから
どうしてもうどんが食べたかったので、お昼はうどんを食べる。

久留米かすりgiのお店へお伺いし、いろいろとお話を伺ったり。
写真はかすりの織機。これも現役の機械。
今度は久留米に絶対に行こう。

ーーー

福岡で暮らして、なにかを発信している方たち、
作家さんや窯の方々にお会いして、ゆったりとしたなかにも
刺激を感じられる日々でした。

今回、仕入れしてきたものは、既に店頭に並んでいたりネットショップでも
販売を始めたりもしています。

また、今すぐにではなくても、これからみなさまにご紹介したいものとか
新しい出会いがありました。

どうぞお楽しみに。

- | 2011.07.17 Sunday


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